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chatgptここがすごい

ChatGPT、あまり接点もなく、スルーしていたのですが、英会話で話をするときによくある、自己紹介のあとに

話が続かず、グループで何人か話をしていても、話を切り出す人もいなくて、日本人によくある、他人の言葉待ちは

いかがなものかなと思い、ネタ発掘に試行錯誤していたところ、chatgptに行き着いたというところです。

ネタというのは、自身が体験したことばかりではなく、書物やネットでネタを見つけることもあります。一例として、

京都の今、ホットな話題、市長選を題材にしてみたいと思います。

2024年1月29日の読売新聞の夕刊の記事に下記のものがありました。

この中の、文章の一部を取り出してみました。

文字を書き起こすと、

市バスの混雑やごみの散乱を防ぐ対策の財源も論点 になっている。 主要4候補 は、全国一高い宿泊税の引き上げで一致する。 市は2018年に宿泊税 を導入し、ホテルや旅館な どの宿泊料に応じて 1人 200円、500円、10 00円を宿泊客に課税して いる。 22年度には約30億円 の税収があり、道路のバリ アフリー化や景観保全など に使われてきた。宿泊税の上限額は東京都 が200円、大阪府は30 0円で、 京都市は高い。引 き上げには総務相の同意が 必要だが、地方税法上、 負 担が過重にならないことが 条件になっており、認めら れるかは 不透明な部分もある。 ホテルや利用客の反発 も予想され、市幹部は「一気 に引き上げると、観光客が 離れるのでは」と懸念する。 新たな財源として、村山、 二之湯両氏は、 市がかつて 「導入した「古都税」のよう に、寺社側に負担を求めるJ案を訴えている。 拝観料に 50円を上乗せした古都税寺社の反発で3年で廃止された。

引用:読売新聞2024年1月29日より

上記をchatGPTで”箇条書きで要約してください。”と指示すると、出てくるのは

という要約が、すぐにでてきます。

内容は

– 市バスの混雑やごみの散乱対策の財源が問題になっている。
– 主要な4人の候補者は、全国で最も高い宿泊税の引き上げで合意している。
– 2018年に市は宿泊税を導入し、ホテルや旅館などの宿泊料に応じて1人200円、500円、1000円を宿泊客に課税している。
– 2022年度には約30億円の税収があり、これまでに道路のバリアフリー化や景観保全などに使われてきた。
– 宿泊税の上限は東京都が200円、大阪府が300円であり、京都市はこれより高い。引き上げには総務相の同意が必要であり、地方税法上、負担が過重にならないことが条件とされ、認められるかは不透明な部分もある。
– ホテルや利用客の反発が予想され、市幹部は「一気に引き上げると、観光客が離れるのでは」と懸念している。
– 新たな財源として、村山と二之湯は市がかつて導入した「古都税」のように、寺社に負担を求める案を提案している。
– 古都税は寺社に対して拝観料に50円を上乗せしたが、寺社の反発で3年で廃止された。

この文章を”英訳おねがい。”と指示すると

– The funding for measures to prevent overcrowding and littering on city buses has become a point of contention.
– The four main candidates unanimously agree on raising the highest accommodation tax in the country.
– In 2018, the city introduced an accommodation tax, taxing hotel and inn guests at rates of 200 yen, 500 yen, and 1000 yen per person, depending on their accommodation fees.
– In the fiscal year 2022, approximately 3 billion yen in tax revenue was collected, which has been used for initiatives such as road barrier-free projects and landscape preservation.
– The upper limit of the accommodation tax is 200 yen in Tokyo, 300 yen in Osaka, and higher in Kyoto. While the consent of the Minister of Internal Affairs and Communications is required for the increase, the condition that the burden does not become excessive under local tax laws makes the approval uncertain.
– There are anticipated objections from hotels and guests, with city officials expressing concern that a sudden increase could drive tourists away.
– As new funding sources, both Murayama and Ninoyu advocate for a proposal similar to the “ancient capital tax” previously introduced by the city, which sought contributions from temples and shrines. This tax, which added 50 yen to admission fees, was abolished within three years due to opposition from temples and shrines.

英会話でこの内容を話すには書き言葉ではつらいので、これを、さらに”話し言葉で英語でおねがい”と指示すると

– It’s a debate about funding to stop overcrowding and littering on city buses.
– All four main candidates agree to hike the country’s highest accommodation tax.
– The city started this tax in 2018, charging guests 200, 500, or 1000 yen based on their stay.
– They collected about 3 billion yen in 2022, used for projects like accessible roads and preserving landscapes.
– Tokyo’s cap is 200 yen, Osaka’s is 300 yen, but Kyoto’s is higher, creating uncertainty in gaining approval.
– Hotels and guests might object, fearing a sudden increase could push tourists away.
– As a new funding idea, both Murayama and Ninoyu propose a plan akin to the “ancient capital tax” from the past, seeking contributions from temples and shrines, but this was scrapped in three years due to opposition.

一部、翻訳がまちがっているところがあります、一行目のlittering on city busesはバスの散乱というところがあります。

途中の”引き上げには総務相の同意が必要であり、地方税法上、負担が過重にならないことが条件とされ、認められるかは不透明な部分もある。”のところの翻訳が抜けています。

そういうときは、regenerateボタンで再翻訳をすると

– There’s a debate about how to pay for making city buses less crowded and cleaner.
– The top four candidates all agree to raise the country’s highest accommodation tax.
– In 2018, the city started taxing hotel guests between 200 and 1000 yen depending on their room rate.
– Last year, they collected about 3 billion yen from this tax and spent it on things like improving roads and preserving nature.
– Tokyo’s limit for this tax is 200 yen, Osaka’s is 300 yen, but it’s higher in Kyoto. They need approval from the Minister of Internal Affairs and Communications, but local laws could make it tricky.
– Hotels and guests might not like the tax hike, and officials worry it could scare tourists off.
– Two candidates want to bring back an old tax that temples and shrines didn’t like. It added 50 yen to admission fees but got scrapped after three years.

上記を3回regenerate して2回目を採用しました。こういう機能もありますそれ以外に、ここで気づくのは、

❍宿泊税は、accommodation taxというんだな。

❍scare tourists off意味を指示すると

“Scare tourists off”は、「観光客を威嚇して追い払う」という意味です。ここでの”scare”は恐れさせる、驚かせるといった意味を持ち、「off」は対象を遠ざける、追い払うといった意味です。つまり、文脈においては、急激な税金の引き上げが観光客を減少させる可能性があるという懸念が表現されています。

❍local laws could make it tricky.意味を指示すると

“Local laws could make it tricky”は、「地方の法律が事態をややこしくする可能性がある」という意味です。ここでの”tricky”はややこしい、難しいといった状況を指しています。文脈によっては、地方の法律が新しい税金の導入や変更に対して障害を生じる可能性があると示唆しています。

といったような説明を取り出せます。自分の頭でこういうことをいいたいけど、辞書をみる気になれないとか、

辞書の表現が使えるかどうかわからないような時、ChatGPTに打ち込んで、採用するための基準にすることもできます。

上記の内容に、北陸新幹線の是非とか。市長選で投票の際、ゆずれないことやらをネタに、自身の意見をまとめれば、話題には事欠かないと思います。

個人的には京都市長選、面白い展開ですね。松井か福山か?松井が当選したら、工期は長くなり、費用はかさむ小浜ルートはほぼ決定的でしょうね。

福山が当選したら、白紙見直しになるのは公約でいってました。となると。小浜ルートより米原ルートが復活する可能性もありますね。

話はChatGPTに戻りますが、80年代のVHSの副音声の英語音声に衝撃を受けた時と同じくらいの衝撃をうけました。これはすごいものがでてきたなと改めて思いました。

追記

読売新聞2024年1月29日の記事でバス等の利用料を市民と観光客を区別することへの言及がありました。以下、記載します。

市長選の主要4候補のうち、自民、立憲民主、公明 国民民主の4党が推薦する 元内閣官房副長官の松井孝 治氏(63)は、「市民と観光 客の運賃に差をつける」と 主張する。現在230円の 運賃を市民180円、 観光 客350円と例示。 観光客 の運賃を高く設定して乗車 を抑制するとともに、 運賃 収入を路線維持などに生か し、市民に観光の恩恵を感 してもらう狙いがある。 生活路線と観光路線を分離することを公約に掲げるのは、共産党が支援する弁 護士の福山和人氏(62)と、元京都市議の村山祥栄氏(45)だ。 福山氏は「観光客 用のバスは色を変えるなど して区別する」、 村山氏は 「観光客用は運賃をあえて 安くして誘導し、すみ分け をする」と訴える。 一方、元自民京都府議の 二之湯真士氏(4)は、バス からの乗り換えを促そう と、 地下鉄が走っていない 地域でのLRT(次世代型 か 路面電車)の整備を打ち出し 「公共交通の選択肢を増やし、快適に過ごせる京 都にしたい」と主張する。しかし、いずれも実現に は壁がある。道路運送法で は、バス事業者は公序良俗 こに反しない限り乗車拒否は はできず、 市民用のバスに観 光客が乗ってくるのを制限 りできない。人によって運賃 に 差をつけることも禁止し ている。このため、市民専用バスや運賃格差を実現 するには、法改正が必要とな いる。市民と観光客をどう区別するかも課題だ。 LRTについては、建設 費の捻出がハードルになる。

要約すると

– 松井孝治氏は、「市民と観光客の運賃に差をつける」と主張しており、現行の230円の運賃を市民は180円、観光客は350円に設定する提案をしている。

– 提案の狙いは、観光客の運賃を高く設定して乗車を抑制し、その運賃収入を路線維持などに活用し、市民に観光の恩恵を感じさせること。

– 共産党が支援する弁護士の福山和人氏(62)と、元京都市議の村山祥栄氏(45)は、生活路線と観光路線を分離する公約を掲げている。

– 福山氏は「観光客用のバスは色を変えるなどして区別する」提案をし、村山氏は「観光客用は運賃をあえて安くして誘導し、すみ分けをする」と訴えている。

– 元自民京都府議の二之湯真士氏(40)は、バスからの乗り換えを促進するために、地下鉄が走っていない地域でのLRT(次世代型か路面電車)の整備を提案しており、「公共交通の選択肢を増やし、快適に過ごせる京都にしたい」と主張している。

– ただし、これらの提案は実現には法的な壁があり、道路運送法では乗車拒否ができず、運賃に差をつけることも禁止されている。したがって、市民専用バスや運賃格差を実現するには法改正が必要であり、市民と観光客をどう区別するかも課題とされている。また、LRTについては建設費の捻出がハードルになっている。

京都だけ例外を認めろというのは、厳しいかと思います。だれが市長になっても、問題は山積みで、どう折り合いをつけていくのでしょうか?

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