どういう理由で、そのスクールレッスン選んだの?
習い事と言えばギター以外にピアノ、英会話、料理、最近ならプログラミングとかいろんな種類がありますよね。
大人の方ならストレスやリフレッシュができるとか資格取得やスキルの法定時間に余裕があり趣味を増やしたり、新しい出会いを増やすために教師なりスクールを選ぶ方が多いと思います。
私も、ギター以外いろいろな習い事をしたのですが、その当時は今のようにネット環境がよろしくなく、実際にスクールやプライベートレッスンに出向いて、先生と話をしながら、レッスンを進めました。
レッスンが進むうちに、だんだんと違う面が出てきて途中でやめてしまうことが多々ありました。
ギター教室に通う場合、皆さんはどういう選び方をしますか?いろいろな理由があると思いますが、代表的なところになると、
- 資格取得につながる
- カリキュラムが充実している
- 通いやすいかどうか
- 講師の人柄
- 授業料
- 教室の雰囲気、受けている生徒の様子
とかがあると思います。
ギタースクールそもそも行く必要あり?
今回はギタースクールではなくて、近くでやっている公民館の講座でギターを習ったのですが、
ギターを習いに行くと言う事では、初めてギターに触れる人なら、勉強になることが多々あると思います。
ただ、時間つぶしやら、料金が安いからと言う理由で、ギターを習いに行こうと考えるなら、もう少し時間をとって、ギターに対する知識や興味を、ネットやら実際に人やショップに出向いて聞いてみたりすると、さらに深い関心を持ってギターに取り組めると思います。
私のギターレッスン経験と反省
ある個人ギター教室
今は廃刊になっている某お稽古雑誌で見つけた個人レッスンを受けたのですが、最初この曲をやりたいと決めていたのに、少し難しいから優しい曲に変えましょうと提案されました。
優しい曲といっても、あまり気乗りしない曲だと嫌になります。最初にその提案をされた時点で、そこでこの教室を辞めてしまいました。
その時から何十年と断って今なら、もう少しどういう目的を持って、その曲を練習するのか?と言うところを絞ってからレッスンを受けるかどうか考えられる余裕があるのですが、
その時はやりたい曲がやれないならそこにいても仕方がないと言う短絡的な考え方しかできませんでした。
反省点
ある曲を一生掛けてでも、弾きたいと思ったなら、このレッスンで得られたものも、変わってきたと思います。弾きたい曲と、レッスンで使う曲とバランスをどって、練習できたとおもいます。
その当時、あるアーティストの曲を練習してたのですが、一生掛けて弾きたいたいなとは、思ってなかったです。
でも、当時一生掛けて弾きたい曲は、別にありました。大体、人が若い頃に聞いたり、弾いたりする曲の中に一生かけて、弾きたいと思えるものは、10代、20代に出会っていると、よく聞きます。
もしも、年をへて、ギターを始めたい、弾きたい曲を模索してるなら、10代、20代の記憶に戻ってみたら、意外な発見があると思います。
あるジャズギター教室
これも、上記と同じ雑誌で、ギター専門スクールを見つけたのですが、ジャズをなぜか、習おうと一念発起しました。
ロックギターもさほど関心がもててなかったので、ジャズはと思ったのですが、習った先生は、いい先生でした。このジャズスクールのやり方が気にいらなかったので、自身で個人レッスンを始めた人でした。
きっちりとカリキュラムを組んでくれて、やりやすかった記憶があります。でも、半年ほどでやめてしまいました。
反省点
まず、とりあえずジャズギターを習おうと言う意識しかなかったので、ジャズギターがそれほど好きではなかったです。いまだにお気に入りのジャズギタリストいません。
どちらかと言うとジャズギターよりもジャズピアノの方が、まだ自分には合ってるのかなと感じることがあります。といってもお気に入りのジャズピアニストがいるわけでもないのですが、ピアノを習うことで音楽理論が、好きになりました。
音楽理論を切り口にしてジャズを見てみるというのも1つの音楽への取り組み方だと思いました。
どちらにも共通して言える事は、
- ギターという楽器が、それほど好きでもなかったこと。
- ジャズというジャンルに対して深い興味がなかったこと。
これではなかなかギターに対してものめり込むこともできなかったと思いました。ただこういう人って結構多いはずです。
よくギターが上手くなった人に聞くと寝食を忘れてギターを練習したと聞くのですが、
それはそういう特性を持った人ができるのであって、普通はギターが弾けたらいいなぁって言う位の人がギターを習いに来ていると思います。
そこまでギターが好きでない人がギター上手くなりたいと考えたときにどういうレッスンを受ければいいのかと考えたのは
個人レッスンではなくグループレッスンを受ける。
グループレッスンにはいろんな人があつまり、趣味嗜好も異なり、ギターのピックやら弾き方も良い悪いも含めて色々と参考になる点もあるはずです。
個人レッスンならインストラクターと1対1なので、参考になるのがその人だけになってしまうので、研究する余地が少なくなります。
さらに人が集まるとどうしても競争意識に入ってしまうので、あの人よりも上手くなりたいと言う意識が働いて、自然と練習するようになる可能性もあると思います。
それ以上にもっと大事にしてほしいことがあります。それは、自分に合った良いインストラクターを見つけることです。
ギターを上手く弾く人は、多いが、教えるのが上手い人は、圧倒的に少ない。
私が公民館の初心者ギター教室に通って、3年間通いました。
私以外の同期は、その間に辞めていきました。私自身、正直2年目でやめようと思ってました。
前に書いたように、教え方ですごく疑問があって、初心者で入ってきた人と1年以上経っている人とその教え方が全く同じで、
インストラクターもそのことに、何も感じることがなく、私が、それっぽくいったのですが、何も変わりませんでした。
2年目でやめたのは、インストラクターの中にも教えることに情熱を持っている人と、お金のために仕事をしていて、生徒がギターが上手くなろうがならないがあまり関心がない。
どちらかと言えば、上手くなれば生徒が減って、食い扶持が減るからできるだけ伸びないでほしいと思っている人がいるんだということが分かったからでした。
意外とその数、ジャンルにかかわらず結構多いものだと。自身の経験からそう感じました。
ギターはうまく弾けるけれども、教えることに情熱を持って生徒を導けるかどうかと言うのは別物だとはっきり認識しました。
まとめ
ギターに興味を持って、ギターが一生の趣味になる人もいれば、ギターが置物になってしまう人、いろいろあります。
やはり、良い指導者に出会えることによって結果が全く違ってくるのは否定のしようがないです。
だからといって、良い指導者にで合わなかったから、ギターを挫折してしまったと言うのは、違うのではないのかと思います。
自分ができることをやっていれば、遅かれ早かれ、良い指導者に出会える芽もあると思うし、そう信じたいです。
追記
昨今は、コロナ下でスクールに通ってギターを習うにも、制限があるようなときなので、ギター活動やバンドを組みたいと思っても、なかなか不自由な状況が続いてるのですが、
そんなときこそ、ギターで何をしたいのか?ギター以外で何かできることはないだろうか?と一歩引いて考えた方が、コロナの時期が実りあるものになるのではと思います。
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